2020/11/15(日)
ベトナムでは10月上旬から続く台風や熱帯低気圧の影響で、中部を中心に過去30年で最も多い雨量の大雨が続いています。洪水と土砂崩れにより10月22日までに111名が死亡し、22名が行方不明になっており、今も台風が次から次へと上陸している状況です。
長崎県と友好交流関係にあるクァンナム省では複数の村が冠水し、朱印船貿易の拠点となったホイアン市も洪水にみまわれています。
本石灰町とベトナムは秋の大祭である「長崎くんち」で奉納する「御朱印船」を通じた交流が古くからあります。2017年には官民一体となり長崎駅にあった御朱印船のレプリカを修繕し、ホイアン市へ寄贈しました。
このたび在福岡ベトナム総領事館より被災地に対する支援についての相談を受け、本石灰町自治会、青年部、長崎ベトナム友好協会、在長崎ベトナム人会が立ち上がり、募金活動を計画し、被災地域の一日も早い復旧を願い支援募金を呼びかけました。
当協会からは冨岡理事長、粟屋副理事、本田理事、大久保県議会議員さん、長崎県からは平田副知事ほか職員さん、長崎市は田上市長ほか職員さん、本石灰町は役員さんと青年部の皆さん多数、在長崎ベトナム人会からはリン会長はじめ、多くの方が募金活動にご参加してくださいました。
おかげさまで今日現在で83万円以上の寄附をいただいております。長崎市民の皆さまからいただいた温かいお気持ちは、在福岡ベトナム総領事館と在日本大使館にご報告し、洪水被害の復興に役立てていただけるようお届けします。
詳しくは長崎ベトナム友好協会ホームページをご覧ください。
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