北里大学 大村智記念研究所 感染制御研究センター視察

新型コロナウィルス対策

2021/2/17(水)北里大学 大村智記念研究所 感染制御研究センター視察

自民党医療系議員として、イベルメクチンを作られた、ノーベル賞受賞者の大村博士の北里大学大村智記念研究所 感染制御研究センターを視察しました。

イベルメクチンとは

・大村智北里大学特別栄誉教授(2015年ノーベル生理学医学賞受章)により、静岡県伊東市内のゴルフ場近くで採取した土壌から、発見された新種の放線菌「ストレプトマイセス・アベルミティリス」が産生する物質を元に、MSDが創薬した薬。

・イベルメクチンは、抗寄生虫薬。マクロライド類に属する環状ラクトン経口駆虫薬。腸管糞線虫症の経口駆虫薬、疥癬、毛包虫症の治療薬でもある。

・過去40年間にわたって抗寄生虫病として処方されたイベルメクチンの副作用はきわめてまれであり、あっても軽度。さらに世界保健機関(WHO)は「必須医薬品リスト」にイベルメクチンを入れている。

・寄生虫病予防のためのイベルメクチンの服用は、年に一回、錠剤を水で飲みこむだけであり、極めて容易でしかも安価。

小林弘祐理事長と大村智特別栄誉教授からのご挨拶に続き、各研究所で行われる研究等についてご説明いただきました。
山岡邦弘教授から「イベルメクチンのCOVID-19に対する適応追加を目指した医師主導治験」、
片山和彦教授から「SARS-CoV-2の遺伝子変異と抗ウイルス薬・ワクチン」、
浅見行弘教授から「イベルメクチンのin vitroと in vivo に関する薬理作用」、
小田口浩教授から「後遺症に対する漢方治療」についてご説明いただき、
最後に花木秀明教授から総括として議員団への要望を伺いました。
また、BSL3の施設も見学いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

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