第197回 臨時国会召集 (2018年10月24日)

10月24日(水)、天皇陛下をお迎えし、第197回臨時国会が召集されました。
本会議場において、文部科学委員長を辞任し、続いて行われた常任委員会の委員長指名で、衆議院厚生労働委員会の委員長を拝命致しました。これもひとえに県民の皆様方のご支援による賜物だとあらためて感謝申し上げます。

ご案内の通り、文部科学委員会では、昨年よりモリカケ問題等を巡る議論が沸騰し、委員会審議が度々中断致しました。これらの問題が審議を遅らせたことは、十分反省すべきだと感じました。

24日の本会議での安倍総理の所信表明演説を聞くと、景気の進展は引き続き堅調であり、全国的な雇用の拡大が見込まれ、政策的インフレともいうべき財界との協調による最低賃金の上昇も見られており、堅調な日本経済の発展が見込まれる状況は変らないと考えられます。

また、人手不足に対する外国人労働者の新たな枠組み作りが議論されており、長崎においても介護人材の確保、農業漁業の後継者不足に対する人材供給の面でも期待が持たれています。

一方、厚生労働行政においては、今臨時国会では大きな案件はないものの、これまで厚生労働委員会において対決法案が審議される過程において、たびたび委員会・国会審議が中断されることが起こっており、委員長としての、差配が注目される局面が出て来そうです。

いずれにせよ、四期目の中盤にあたり、これまで培ってきた文部科学行政・環境行政に加え、自分自身の経験が生かせる厚生労働行政に復帰することになり、県民の皆様のお声やご意見を頂きながら、国会運営・県政浮揚につながる諸案件に取り組んでいくつもりであります。
ここに改めて重職を担わせて頂けることに対し、県民・市民の皆様に深く感謝を申し上げ、ご報告とさせて頂きます。

衆議院厚生労働委員長 冨岡勉



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