厚労委員会 児童虐待防止法改正案 安倍総理出席

2019/5/24(金)

 厚生労働委員会 所要:5時間(質疑)
 案件:児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案
 児童虐待を防止し、児童の権利利益の擁護を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案

 厚生労働委員会にて児童虐待防止法改正案について、13:00~14:00には安倍総理大臣の出席のもと質疑が行われ、質疑後採決を行い、可決されました。

 今回の議案は、二人の少女の悲しい虐待死の事件を受けて政府提案法案の修正協議が整い、可決成立したものです。

 この法案の特徴は、親権のもと親がしつけと称して子供に体罰をすること(懲戒権)に対して歯止めがかかったということです。つまり、体罰がエスカレートしていき、子供を死にいたらしめることが再三起こっており、体罰自体を禁止する法案だと思って下さい。しつけと称して子どもの体をたたいたり、ゆすったり、水をかけたりすることは法律違反となります。

 更に、児童相談所(児相)の機能強化を図るため、大幅な人員増加を行うこと、また弁護士・医師・警察官などの協力体制を整えること、欧米諸国と比べて人口密度に対しての設置数が少ない地域などへの児相の設置を推進することなどが決められました。

 安倍総理も出席され、これまで議論されていた案件について、上記のこと等について、前向きな発言をされました。









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