「虐待等に関する特命委員会」(第21回)

2018年7月18日(水)8:00〜
「虐待等に関する特命委員会」(第21回)

今回は、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏をお招きし、ご講演を頂きました。

「もう一人も虐待で死なせたくない。総力をあげた児童虐待対策を求めます!」という要望のもと、「児童虐待八策」等のご意見を頂戴しました。

【児童虐待八策】
(1)児童相談所の数と人員を大幅に増加させ、さらに常勤弁護士を設置してください。合わせて市町村の虐待防止体制の強化を
(2)通告窓口一本化、児相の虐待情報を警察と適切に共有をすること、警察に虐待専門部署(日本版CAT)を設置することを含め、適切な連携を検討する会議を創ってください
(3)児相が積極的に司法を活用できるよう、児相の組織改革を!
(4)リスクの高い場合すぐに一時保護できるよう、一時保護キャパシティの拡大と支援を推進してください
(5)児童相談所間でケースを共有できるITシステムを導入・推進してください
(6)東京都で11個の児相は少なすぎます。特別区・中核市の児相設置を急いでください
(7)若年妊娠リスクや子育てについて早期から知る、包括的性教育を義務教育でしてください
(8)これら全てを迅速に実行できる十分な予算を確保してください



関係省庁である厚生労働省子ども家庭局からは「一時保護の状況」などに関する報告が、
警察庁からは「警察における代表者聴取の取組の推進状況」等にかんする報告がなされ、
その後、議員を交えた活発な意見交換がなされました。

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