アワビの生産量拡大は藻場の再生から!!

 2015/9/28(月)第6回アワビ研究会が開催されました。
 6回目となる今回は、佐世保市小佐々町にある長崎県栽培漁業センターと同じく佐世保市大潟町の佐世保市水産センターにて視察を行いました。
 遠方にも関わらず今回もシーパラネットの津田理事長、漁場整備開発協会の野見山会長、水産土木技術センターの荒川所長、長崎大学の西原グレゴリー先生及びその研究室の学生さん、県の担当官など総勢13名の方に出席を頂きました。
 
 アワビの種苗いけす。栽培漁業センターでは今年度は約44万個のアワビ種苗を生産しているそうです。


アワビ用配合飼料。原材料はワカメとコンブです。


長崎県栽培漁業センターにて。橋本代表取締役はじめ多くの職員さんに対応していただきました。


 佐世保市水産センター
 こちらの末吉所長と高田係長は藻場の再生には一つの種類の海藻を生やすのではなく何種類もの海藻を同時に増殖させなければいけないという私と全く同じベストミックスの考えをお持ちでその研究のための水槽まで用意されており、大変心強いと感じました。

 今後も研究会では、仁科ワカメや海藻のベストミックス等の研究を重ね、アワビの漁獲量拡大はもとより全国的に大きな問題となっている藻場の磯焼け被害などの対策と再生に、しっかりと取り組んで参ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました