安倍首相の突然の退陣には、国民の皆様が吃驚したのと同じように、私たち国会議員にとっても最悪のタイミングで自爆されたという感じです。
「美しい国づくり」も、「しっかりとした子供達を育てる」という言葉も、こうも無責任に職務を投げ出されては、空ろに響いてきます。
昨夜は仲間たちとひとしきり、なぜこうなったか原因を語り合いました。
小泉前総理がまだ若い安倍さんを事実上の後任総理に指名し、十分な政策論争をしないまま総理に就任し、結果、明確な指針のないまま政策を推し進めたのが、最大の原因ではなかったのかと思います。
すなわち、お友達閣僚の任命や強行採決の連発など、まさに裸の王様になっていた感があります。
これから行われる総裁選はこの轍を踏んではならないと思います。
各候補者がどのように日本を導いていこうとしているのか十分な政策論争を行い、マニフェスト選挙を行う必要があると考えます。
その過程においてマニフェストに賛同する仲間が集まり、全党的な挙国一致内閣が出来るものと考えます。
その為にも少なくとも二週間程度の政策論争を行う期間が必要と考えています。
私も地元をまわって、多くの国民の皆様方の声を聞いていこうと思います。
平成19年9月13日
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