鳩山首相が内閣を放り出した。
その理由として 「国民が聞く耳を持たなくなった」 といわれた日には愕然としてしまった。
自分の言っている言葉に最初は国民が賛同し、国民第一の政治を目指したのは事実だろう。
しかしこの8ヶ月の間、お金と政治の問題、普天間問題における首相ただ一人の暴走、その後の歯止めを知らぬ迷走、そして挙句の果ての逆走を見るに及べば、聞く耳を持たなくなるのは当たり前の反応であり、国民が正常であるのはむしろ喜ぶことではないでしょうか。
菅さんが後任の首相に選ばれましたが、果たしてこのような短時間に、その人がこれからの日本をどう導こうとしているのか、普天間問題にとどまらず、政治規正法の問題、景気対策、財源確保の問題など、山積する多くの難題にどのような対処をするのか? リーダーとして適任であるかの判断を下すにはあまりにも時間をかけなさ過ぎる。
僕も4年間国会に行かせて頂きましたがが、樽床さんなんか名前さえ知らない人を果たして本気で選ぼうとしているのだろうか。
なんとも恐ろしい政党に政権を任せているな…と怖くなる日々が続く。
せめてもの救いは、鳩山さんが小沢一郎幹事長を道連れにして辞めさせた事だろう。
先ず民主党が取り組まなくてはいけないことは、徹底的な「小沢はずし」であろう。
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