第2回メディカルツーリズム推進協議会開催

更新が大変遅くなってしまいましたが、さる10月23日、第2回メディカルツーリズム推進協議会をとり行いました。

会の内容は以下の通り

 座長:鈴木伸(長崎市立市民病院)
①「中国人観光客の現状について」 
  長崎県観光振興推進本部 誘致戦略グループサブマネージャー 筒井竜介
②「中国観光ビザの動向と代理店の動き」 
  ジェイティービー事業創造部マネージャー 松嶋孝典
③「具体例の提示」
  長崎森の木脳神経外科 院長 古賀久伸
④「韓国におけるメディカルツーリズムの取り組み」
  メディカルツーリズム推進協議会事務局長 冨岡勉
⑤「県内における医療提供(シーズ)についてのアンケート報告」 
  メディカルツーリズム推進協議会 鉄本遵一朗


上記の方々に現状や取り組み、今後の見通しなどお話し頂きました。
そして多数のご参加誠にありがとうございました。

特にJTBの松嶋様のお話では最新の中国事情をお話しいただき、長崎県観光推進本部、筒井様の発表では長崎県としても「九州観光アジア戦略特区構想」(メディカルツーリズムを含む)を九州観光推進機構から政府の方に提案したとの報告がありました。今後の長崎県の取り組みに注目したいと思います。

また私は韓国政府の取り組み、ソウル市の取り組みを現地視察し報告しました。
韓国では国をあげてメディカルツーリズムを含めた観光推進がさかんに行われています。
具体的には、韓国観光公舎内に昨年8月に医療観光広報案内センターを設立、審査基準にパスした全国約50箇所の施設を認定し、ここで検診や形成外科的治療を外国人向けに提供するというもの。メディカルビザの発行など積極的に海外からの旅行者を誘致している現状が見て取れました。


また驚いたことにこのインフォメーションセンターで私に対応してくれたキム・へ・ランさんという女性、この方実は長崎国際大学の第1期卒業生とのこと(驚!)
昨年は韓国全体で約6万人もの利用者があったとのことでした。

これまでは本協議会を周知していくする目的を主として行ってきましたが、今後は専門性を持った分科会的な活動も行ってはどうかとのご意見を頂きました。

このメディカルツーリズムが長崎でどのような動きをできるかに焦点をあてて、当協議会としての役割をより明確にしていければと思います。

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