元気企業ここにあり！‐扶桑工業の見学をさせていただきました‐

去る５月２９日、扶桑工業の見学をさせていただきました。
いや、本当にびっくりしました。
長崎にもこのような産業部門で優良企業があるとは驚きました。
代表取締役の岩崎さんの心意気、先見性があったからこそ、このような会社になっていったのだろうと思いました。
数千万台ある自動車に対して車体検査が義務付けられているように、船にも船体検査があるのは当然としても、そこに目をつけ設備等の強化を行ってこられました。特に、構造的に守秘義務が発生する自衛艦等の船舶に対して、５年おきに検査の期間をあらかじめ決定できるというメリットを最大限に活用され、収められた業績に対し、改めて敬意を表したいと思いました。
舞鶴にも工場を持ち、これからは優良企業のパターンとしておそらく海外へ向けての活動をすることになるかもしれません。
扶桑工業のホームページには、「エンジンは生き物であり、その設備・修理が病院の役割りであるとしたら、いかに優秀なドクターでも、整った設備と環境がなければ、その実力は充分に発揮できないのと同じです。このような考えから完成した明るく整った環境と設備を備えた本工場は、世界に誇れるものと確信している」と書かれてます。僕も賛成です。設備、環境が整ったうえで初めて本領発揮できるのです。
今後の発展が楽しみな元気企業でした。

船舶エンジンも最初はボロボロ。

これを綺麗にしていきます。岩崎照雄社長と山道治義専務。