膵臓がんになったら重粒子線治療-進化する治療機器

2015/09/15(火)
久しぶりに千葉にある放射線研究所を見せて頂きました。

ご存じのように重粒子線治療機器はこれまでになかった各種の癌に対する治療成績を残しています。

なかでも難治性の癌である、膵臓がんに対しては、腫瘍も小さい早期の膵臓がんを選んでいるとはいえ、重粒子線をかけたあとに手術で切除すると5年生存率は50%近くに達しています。

日本の誇る粒子線治療器だと思います。

ただ、この装置は第一世代が300億円、第二世代が150億円と大変高価であり、普及を阻んでいる最大の原因となっています。

今回見学した施設本体は50億円と今までの佐賀のものに比べ、およそ半分で建設できるものであり、ようやく普及器ができたと思います。

私もこれに取り組んで、もう一段の価格低下を図るため取り組んでいきたいと思います。


研究所前にて

日本が誇る粒子線治療器です!

もっと低価格になって、癌と戦う方の力になれますように

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