■「原爆症認定の在り方に関する検討会」の報告書がまとまる‐与党PTの動きに注目!‐

 
 厚生労働省が原爆症認定基準を見直すために省内に設置した「原爆症認定の在り方に関する検討会(座長・金澤一郎日本学術会議会長)」において本日(12月17日)報告書がまとまり、多くの報道陣が見守る中、厚生労働省に提案されました。
  見直しの方向性については、下記の“続きを読む・・・”をクリックして報告概要をご覧下さい。
 検討会には私も出席して聞いておりましたが、基本的には被爆線量の評価については、個人に対する線量計算をやり直すことで、残留放射線についての量的変化を伴う事例が多く出てくるものと考えております。
 起因性の判断については、疾患はもう少し踏み込んでもいいのではと考えますが、知見の集積に努めようとしているところは評価できるのではないかと思います。
 原因確率については、問題があるものの、経験則を踏まえた個別の認定が出来ることを認めており、迅速化を図るためにも、科学的根拠を求める点から言っても、やむを得ないのかなと感じました。
 今週開かれる与党PTにおいては、更に具体的な数値を出せるよう頑張っていきたいと思います。


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