事務所の澤部です。
2014/10/9(木)ホテルシーサイド島原にて、マリンアクティブ代表理事西崎茂一さんが主催された、アイゴ加工品試食会に参加をしました。
西崎さんは、藻場再生の実証試験や海藻を食害するアイゴ(魚)の利用に取り組んでおられます。私共も県議の先生方にお世話を頂き、「海の再生を図る議員研究会」に参加をしており、磯焼け対策には非常に関心をもっております。
アイゴは身に独特の臭いがあり、鰭の棘に毒を持つことから、これまで食用に供されることが少なかった魚で、今までは海の「厄介者」とされていました。ですが、そのアイゴを「人がおいしく食べられるように加工をする」取り組みをされています。
今回はそのアイゴの試食会にお招きいただき、参加をしました。
お刺身を少し試食するくらいだろうと思って参加しましたが、現地では、元オークラガーデンホテル上海総料理長の荒木初好シェフ(地元南島原市有家町出身)がアイゴを華麗に変身させた9品の料理をご用意してお待ちされていました。
今日の試食会は、長崎大学、長崎県、市、漁業組合の関係者が、遠くは五島、対馬、佐世保からも参加をされていました。試食したアイゴの味は高級な魚を思わせるほどおいしく、アイゴの将来の可能性に参加者は皆関心をもち、熱心に試食していました。
アイゴの調理方法が重要となっているので、料理人の方々を対象に試食会を開いてはどうかという意見が出されていました。
アイゴ料理試食会 於ホテルシーサイド島原
料理メニュー
・アイゴのマリネ、カルパッチョ風
アイゴを塩と砂糖でしめ、オリーブオイルでマリネしたもの。
・アイゴの刺身と薄造りの盛り合わせ
薄造りは、ポン酢にもみじおろしと小葱で。
・アイゴのグリル、ソース・ピスト、アスパラ入りリゾット添え
アイゴの皮は特有の癖があるといわれているが、あえて皮付きのままグリル。
・アイゴの海草包み焼、塩レモン風味
塩漬けの葡萄の葉で包んで焼く、ポルトガル料理からアレンジ。
・アイゴのムース、デュウグレレ風
アイゴをすり身にして、生クリームを加えムースにしたもの。魚の白ワインソースで。
・アイゴのムニエル、アマンド・醤油バター風味
・アイゴのフライ、カリカリ揚げ
パルメザンチーズとオリーブオイルを入れてイタリア風に揚げたもの。
・アイゴの煮つけ、筍、山椒添え
・アイゴの握り寿司とアイゴ丼、アイゴのつみれ入り味噌汁添え
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