ペット診断が命を救う ~PET/CT 検査改めてその威力を知る~

 私が西諫早病院のPET/CTセンターに勤務し始めて3年が経とうとしています。
診断におけるその威力を、まざまざと見せつけられる思いがしています。

ペット(Positron Emission Tomography)は何もワンちゃんを連れてCT検査を受けるものではないことは皆さんもご存じでしょう。
ブドウ糖である放射性検査薬剤(FDG)を静脈注射し、ガン細胞がブドウ糖を栄養源として増殖することを利用し、体の中の一部分がブドウ糖の取り込みを盛んにしているところを見つけることでがんの存在部位を知ろうとする検査です。

つまり、がん細胞が人一倍栄養を吸収することを利用して、機能面からがんの存在を検索しようとする機械であるPETと形の変化から異常な構造を見つけようとするCT検査を同一画面でがんを見つけようとするのがPET/CT検査の原理です。
これにより同じ1cmの円形の陰影が盛んにブドウ糖(エネルギー)を欲していることがわかることになります。

この溶液を作るのにはサイクロトロンという機械が使われ、現場で診断医が異常な部分を見つけ患者さんに丁寧な説明を行うことができます

この機械がサイクロトロン  
 
PET/CTの画像
このような画像が得られることができ、早期の肺がんや病変や転移などを見つけることができます。

PET/CT画像 全身転移症例

また見逃しやすい場所でのがんや、2重、3重がんなどを容易に見つけることができます。

しかし一回の費用が、自費検診で11万円程度かかり、がんの患者さんで保険が適用できるとしても、4万円程度の費用が発生することから、今度国会に行った際にはもっと、費用を低額化し、がんの疑いの患者さんでも保険診療ができるようにしていきたいと考えています。

千葉院長と診断について話す


わかりやすい説明を心がけています


西諫早病院リハビリ室にて

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