テレビ中継を見られた方もいらっしゃるとは思いますが、本日、午後1時より衆議院第1委員会室において、守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問が行われ、つい先ほど終了しました。
私も、証人喚問は初めての体験でした。
証人の印象は、人相学的に、私から見て善人に見えました。
ただ、様々な質問がなされ、業者からの度重なる接待を受け続けていたことは事実でした。
また、新聞報道などでゴルフ接待は100回以上と書かれていましたが、実のところは200以上に渡っているとの発言がありました。
このゴルフ接待において偽名を使用していたことも事実であり、あきらかに刑法違反も行われていたようです。
本人も、度重なる接待を受けていたことは、倫理規定違反との認識を持っていたとの発言もありました。
流れを見ていて、守屋証人からは、自分の非を認め罪に対する責任を取るという発言が随所に聞かれ、退職金の返還を含め、架せられた罰に対する覚悟は決めておられるように感じられました。
いずれにしても、防衛といった特殊な分野の話のようではありますが、防衛機密や防衛上の理由による不透明な取引、シビリアンコントロールができなくなるということは、国民に不利益が生じていることになります。
今後は、防衛省はもちろんのこと、他省においても国民の皆様方に透明性が高く、分かりやすい行政を行ってもらいたいと思います。
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