インドシナ半島を流れるメコン河流域であるメコン地域(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)は、天然資源や優秀な労働力に恵まれた高い潜在力を有する地域であり、日本は、長くメコン地域の真の友人として、この地域の平和構築と経済発展を支援してきました。そして、明年始めに日メコン外相会議を東京で開催するべく準備が進められています。
今回この機会を捉えて、有志の国会議員が集い、全メコン地域各国在京大使、外務省南部アジア部長らをお招きし、日本・メコン友好議員連盟の設立総会を開催致しました。そこで私は、当議連において、メコン河を利用した交通体系や水質環境問題、そして防疫対策などポイントを2、3絞って議論し、次期、日メコン外相会議で提言していただくよう努めていくべきと提案をし、了承されました。
メコン地域のような国際河川を有する国々では、二国間だけで取り決めを作っても効力が発生しない場合が多く見受けられます。特に国境線が河川によって形成されている場合は、より複雑な問題を抱えることになります。ちょうどヨーロッパでは、ライン川やドナウ川のように物流体系の要となる河川では、その河川の交通体系の重要性のみならず、水質の汚染に対する取り決めが必要となっています。そういった意味でも、メコン川も同じような問題を抱えており、利害関係を調整する第3者の存在はとても重要だと考えられます。
まさにこの議連はこれらの問題を討議するたたき台の場として活動できるのではないかと期待されています。こういった仕掛けができるのが議員外交の利点だと考えます。

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