2021/7/12(月)
文部科学省の萩生田光一大臣が、長崎大学熱帯医学研究所ならびにBSL-4(バイオセーフティレベル4)施設の見学にお越しになられました。
BSL-4施設はおよそ40年前に東京都の武蔵村山市に作られたものの、住民の反対もあり十分な稼働ができずに停滞しておりました。10年前あたりからウイルスなどの診断などできるようになりましたが、検体を使った研究や、ワクチン並びに特効薬の実験的研究・開発、感染病態の解明は難しい状態に置かれています。
今回長崎大学にできるBSL-4施設はこれらの課題を補い、霊長類を使った感染実験ができる、世界でも9番目となる施設であります。その規模が故に、建設費用100億円余り、年間維持費用も12億円を超える施設であり、これらの維持・管理費用が課題でもあります。
幸いにも萩生田大臣から、この施設は国策で行っているものであり、維持・管理費のみならず人材の育成などにも協力していきたいとの、力強いお話をいただくことができました。

手前より、萩生田光一 文部科学大臣、冨岡勉 衆議院議員。

長崎大学の先生方よりBSL-4をはじめとしたご説明をいただきました。 お話いただいておりますのは長崎大学長 河野茂先生です。

これよりBSL-4施設内の視察に入ります。

真ん中:冨岡勉 衆議院議員。右:河野茂 長崎大学長。
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