去る9月29日、新体制になって初めて、第1回目の有床診療所を活性化する議員連盟が開催されました。
今は自民党だけによるものでありますが、今後は公明党を含め超党派でやることも検討されています。今回の議題は有床診療所の医療における役割の位置づけをどうするかでありました。厚生労働省からの明確な位置づけに関しての発言はなく、在宅支援療養診療所を地域の医療の核にしようとする発言があった以外は有床診療所を活用するといった話は最後まで聞かれませんでした。これに対して議員や日医の有床診療所連絡協議会の葉梨会長からは厚生労働省側に対し明確な位置づけを迫る意見が多数出されました。
資料によれば少額の医療費で患者さんたちの安心を売る小規模多機能施設としての存在は明確に評価するものがあり、まさにこれからの離島や僻地、人口過疎地域における中核医療施設としての存在感はこれからも増していくものと思われます。
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