臓器移植について塩崎厚生労働大臣へ申し入れ

 1/6塩崎厚生労働大臣へ臓器移植が低迷していることに対してどのようにすれば症例数を増やせるかの提言をしに行きました。


勉強会有志での申し入れ書提出

 臓器移植については今から5年前臓器移植改正法案が施行されたにもかかわらず、なかなか増えない状態が続いていました。ピーク時の110例程のころよりも減少してきているという状態が続いています。
 
 このため有志が集まり『臓器移植停滞に関する解決策を見出す勉強会』を一昨年平成26年6月10日にスタートさせました。
 幸いなことに昨年は何とか減少に歯止めがかかったようですが、これを韓国の水準あるいは移植先進国のアメリカやスペインに追いつくよう、今年からは勉強会から議員連盟を立ち上げ取り組むつもりにしております。

 心臓の移植や腎臓の移植を待たれる方は多数おられます。時間的にも身体的にも大変な負担が生じる週3回の人工透析を受けなくてはいけない患者さんは現在30万人いると言われております。その医療費は年間500万円から600万円と言われ、移植を受けることによりこの費用も年間100万円程度に抑えることが可能になります。患者さんにとっては移植することにより命が救われ人生に明るい光が差し込むことになります。残念ながらその移植の道はわが国では大変な労力がかかっており、今年から三年くらいかけてこの状態から脱していくように取り組んでいくつもりでいます。


三ツ林政務官にも同席いただき、申入れ終了後、政務官室へおじゃまいたしました。

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